「セキスイハイムの注文住宅の総額って・・・どのくらいなの?」と気になる方は多いと思います。
ですが、ネットで紹介されているハイムオーナーさんは立派な設備が多く揃っていたり、広い坪数をもつオーナーの紹介をしている方が多いものの、なかなか30坪程度で建てている方は少ない印象があります。
また、金額だけを説明しており、値引きや細かい金額に関してほとんど紹介しておらず、不透明な部分が多いです。
そこで、今回は実際の見積書を使って30坪、スマートパワーステーションの我が家の総額について詳しく紹介していきたいと思います。
・セキスイハイム、スマートパワーステーションの総額がわかる
・契約時と最終仕様時の総額の比較の参考を知ることができる
・契約時と最終仕様時の価格の違いについてわかる
我が家の基本情報について
- 建物の種類:スマートパワーステーション(SPS-FR)
- 住居の場所:埼玉県さいたま市(のはずれ)
- 坪数(規模):30坪(101.66㎡)
- ユニット数:12ユニット
- 先進装備:太陽光パネル 7.56kW、蓄電池 12.0kW、エアファクトリー(第一種換気システム)
- 契約日:2021年5月下旬
- 引き渡し日:2021年10月下旬
契約時の総額は3,617万円(税込み)
早速ですが、契約時の見積書を見ていきましょう
総額は緑のマーカー部分の (建築費総合計) + (諸費用合計) = (総額)となり、
35,281,953 + 892,300 = ¥36,174,253 となります。
これだけだと、どんな設備があるのかわからないですね。
続いて、設備の仕様についてある程度記載のある見積書について紹介します。
メモが多く、見辛くて申し訳ないです。。。
納期と見積有効期限がなぜか1年前になってますね。
契約前に希望していた設備は
- 食洗機(深型):嫁の希望
- 電気錠(スマートリモコン):嫁の希望
- 浴室乾燥機:私の希望
- 磁器タイル外壁:私の希望→SPSでは標準装備
のみでした。
そんなこともあり、他の設備は標準の設備(基本的に一番下か、下から2番目くらいのグレード)であったため、
ここから最終仕様時までにかなりの設備変更(増額)することになってしまいました。。。
とはいえ、見積もり時から収納棚やキッチン、照明代や外構費が最初から見積りに入っているので目安がわかりやすく親切な内容だと思います。
最終仕様時の総額は3,446万円(税込み)
契約後に追加した装備は多数ですが、価格の大きいものを挙げると
- エアコン(ダイキン製 AXシリーズ 26畳用:隠蔽配管仕様):1台設置(+41.2万円)
- 電動シャッター(ハイム標準仕様):3ヶ所追加(+6.0万円*3=18万円)
- キッチン(LIXIL製):ベーシックモデル→フルフラットへ変更(+8.9万円)
- トイレ(TOTO製):標準(アプリコットJ)→自動洗浄機能付き(アプリコットF1)2ヶ所変更(+5.3万円*2=10.6万円)
- フローリング:標準(全てHDフローリング)→約30畳分を銘木調HDフローリングへ変更(+9.2万円)
になります。
エアコン第。。。
総額としては、
33,528,325 + 928,700 = ¥34,457,025
棚や収納をはじめとしたオプションを多数追加したので本体材料費だけで80万円弱も上がってしまいました。
ですが、建築費の総額が170万円以上減額しています。
大きな理由としては
- 運良く地盤改良工事費用が掛からなかったこと(-80万円)
- 2階の快適エアリー(全館空調)を不採用にし、第一種換気システムへ変更したこと(-50万円)
- 値引き額が大幅に増えたこと(-149万円)
が大きな要因となりました。
続いて、最終仕様での見積書を紹介します。
追加した設備の「2.外壁・開口・外構」、「3.内装・階段」、「5.設備」等の価格が上がっています。
設備の変更箇所減額のコツや値引きテクニックの詳細については長い話になってしまうので別の記事で紹介したいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
契約時から最終仕様時になったら、○百万円値上がりした!
という話を聞くことが多いですが、我が家はシンプルな間取りや設備の取捨選択、値引き(と土地の運)に恵まれたことで契約時より170万円も費用を抑えることができました。
とはいえ、契約時でもある程度余裕をもった現実味のある見積書であったことからセキスイハイムの親切な印象を感じました。
皆様のマイホーム計画の参考になれば幸いです。
文章中に説明のあった紹介割引はどなたでも適用が可能です。
もし紹介割引を利用したい!という方がいらっしゃいましたらお気軽にお声掛けください。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
蓄電池7〜8年で元取れるは笑いました。昼の電気単価と夜の電気単価の差額分×12kwなので、元取れないですね。10年で、普通に見積もっても30万しか元取れないですね。10年後にプラン変更しておきましょう。
hlm 様
コメントありがとうございます。
「7~8年で元取れる」という文章はすぐ上の太陽光発電についてのメモと文章が繋がっておりますので、蓄電池についてのメモではないです。
メモが汚く申し訳ありません。
hlm様の仰るとおり蓄電池について差額ではとても元は取れないですね。
さらに現状の蓄電池では経年劣化も大きく、到底他の方にお勧めはできません。
しかしながら、当時は蓄電池を導入するだけで付いてくる大きな値引き・補助金の制度がありました。
①セキスイハイム「WZEH+支援値引き」:125万円
②さいたま市「スマートホーム推進・創って減らす」機器設置補助金:32万円
※蓄電池代は1,648,400円*0.92(紹介者割8%)=1,516,528円(税込1,668,181円)
実質10万円程度で設置できるため、導入しても良いと判断しました。